アムステルダム。
ここはかつて東インド会社が香辛料をもってきて大儲けした街。
昔から貿易上手なこの人たちは、もちろん多言語をとても流暢に操ります。
オランダでは、小さい子からどうしてこんなに英語が上手なのかと尋ねたところ、テレビや映画は全て字幕で、吹き替えがないからだと。確かに他国では映画は必ずとも言って良いよど吹替がされていたりします。そんな事に関心しながら、アムステルダムの街を歩いてみました。
マリファナがコーヒーショップで吸えるので、かなり葉っぱの匂いが街に充満していますが、今回はもう一つ、この街で有名なチーズを探りに行きました。
ワインとチーズは一緒に食べるととても美味しいのですが、ここには少し歩いただけで、沢山の種類を発見します。
今回は、チーズの評価方法について勉強してみることに、チーズセミナーに参加しました。
チーズを単純に「臭い」と表現する方は多いと思いますが、それで終わってしまうとつまらない。
この香りをどう他の言葉で表現するか、色々なチーズを嗅ぎわけていくと、チーズにも「フレッシュ」や「レザー感」、「湿っぽい」とか「ミルキー」。ワインやフレグランス同様色々な表現方法が出てきます。
ワインも一緒にすぐ飲むのでなく、うすーく切ったチーズを舌の上でじっくりと溶けるように味わった後にワインを口にしてみると、まろやかさが増したり、魔法のように味が変化します。
2-3カ月でできるチーズから2-3年熟成されたものまで、様々なチーズ。香りだけでなく、色や硬さ、テクスチャーまで驚くほど変わってくるので、白ワインや赤ワイン、リキュール等相性が異なるのがよく分かりました。
その後、新しくできたConservatoreum Hotelへ。
最近できた、とてもお洒落なホテルで、ニッチフレグランスショップも入ってるので、アムステルダムに行かれる方は是非ここでお茶してみて下さい。